ぬらりひょんの孫の非公式ファンサイトです。 基本、鴆×夜若の小説ブログになります。 管理人・蜂蜜林檎のつれづれなるままに、 萌えをぶつけていくだけのブログです。 ・鴆×夜若、大プッシュ☆ ・鴆は攻めだぁー! ・夜若は受けだぁー! ・全てのことよ、ドンと来い! な方のみ、ご覧ください。 非難・中傷・荒らし、おことわりです。
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「保健室の恋人」企画、絶賛応援中!!
バナーをいただき、リンクをはらせていただきました。
そして、前から暖めていた現パロ小説をUPしたいと思います!!
「保健室の恋人」の設定を勝手にコラボさせていただいていたのが、
なんと、使用許可をナカノ様とジマー様にいただいたりしてしまって!!
いいんですか?マジですか?
夢のようです!ありがとうございますーーー!!!
ちょっと私の個人的な設定も混じるのですが・・・
(話の都合上、淡島とイタクが恋人です。そして淡島が女のこです。
申し訳ありませぬ・・・まだ、淡島の設定がUPされてないときに書いたので・・・ 滝汗)
どうぞご容赦ください。
では、心の広い皆様方は続きを読むからどーぞ!!
待ちうけな~に?
放課後、鴆の家に遊びに来たリクオが、
突然、こんなことを言い出した。
「・・・でさ、淡島の待ちうけがイタクになってて、
それをオレに自慢してるんだぜ?
普通逆だろ?あいつ、ほんとに彼女かよ。」
クラスメイトのイタクと淡島が付き合っているとリクオに聞いたのはごく最近のことだった。
淡島という女生徒は口調もしぐさも男っぽい生徒だ。
女だというのにほかの女生徒とはあまりつるまず、
リクオやほかの男連中との方が仲がいい。
「のろけられんてんなぁ。
淡島って娘。よっぽど自慢なんだな、その彼氏とやらが。」
笑って入れたばかりのココアを一口飲む。
リクオが来るようになってからはコーヒーよりもココアを入れるのがうまくなった。
「・・・そうだ。先生の待ちうけ、なんだよ?」
「げほっ。」
リクオが鴆の顔を覗き込みながらいう。
思わず鴆はココアにむせた。
まずい。
今の待ちうけをリクオに見られるのは大変まずい。
「・・・初期設定のままだよ。待ちうけ設定すんの面倒だしな。」
「ふ~ん。」
事実を言うことなんて当然できるわけがなく。
なんとなく、鴆の返事に違和感を覚えながらもリクオは
それ以上追求してこなかった。
そのことでうっかり、安心してしまった鴆が
「ココア、おかわりいるか?」
なんていってココアを入れにキッチンにたった。
これはうっかりした鴆が悪かった。
ソファにおいていかれたリクオの目線の先。
リビングテーブルの上に置かれた・・・
鴆の携帯。
何気なく・・本当に何気なくリクオがそれを手に取る。
「熱いから気をつけて・・リクオ!?
ちょっ!ちょっと待て!!」
自分の携帯がリクオの手にあるのをみて、
なにやら鴆があわてる。
その様子があまりにも面白くて、
ついリクオのイタズラ心がうずいた。
リクオの指が画面を滑る。
起動された携帯の画面には・・・
すやすやと眠るリクオの顔。
端に写る枕は鴆の部屋にあるそれだ。
よくみればリクオの目の端に涙の跡がある。
服は着ていないようで
頬はほんのり色づいている。
これはあきらかに。
携帯を見つめたまま固まったリクオに、
鴆が思わず頭を抱える。
それとリクオが思わず声を上げたのは同時だった。
「なんて画像、待ち受けにしてんだ!!この変態!!」
「変態ってゆうな!気にしてんだから!!」
「自覚あんのかよ!!馬鹿!!!」
おもわず近所への騒音も気にせず
ぎゃあぎゃあと二人の間で罵声が飛び交った。
「年下の未成年、しかも男に手出して!!
自覚ぐらいあるわ!!」
「なんだよ、それ!!」
歯に絹をかけらも着せない鴆の言葉にリクオがツッコんだ。
「でも好きなんだからしょうがねぇだろ!!!!!!」
「・・・・・・/////」
勢いで叫んでしまい、リクオが真っ赤になって黙ってしまう。
「・・・言わせんな。」
目線をあわせることができなくて、
鴆が顔をそらしながら言う。
当然、リクオはそれ以上、怒る気にもなれず。
リクオが真っ赤な顔のまま、
鴆にそっとキスをしかける。
「恥ずかしいから・・待ちうけ変えろよ?」
額をくっけてそう言えば、
鴆が分かったとつぶやき、キスを返して
そのままリクオとソファに沈み込んだ。
後日、本当に待ちうけを変えたのかと、
鴆が目を離したスキにリクオが携帯をあけてみれば、
今度はハメ撮りになっていて・・・。
怒ったリクオが一週間、口をきいてくれなくなったとさ。
終われやぁぁぁーーー!!!
(スライディング土下座)