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ぬらりひょんの孫の非公式ファンサイトです。 基本、鴆×夜若の小説ブログになります。 管理人・蜂蜜林檎のつれづれなるままに、 萌えをぶつけていくだけのブログです。 ・鴆×夜若、大プッシュ☆ ・鴆は攻めだぁー! ・夜若は受けだぁー! ・全てのことよ、ドンと来い! な方のみ、ご覧ください。 非難・中傷・荒らし、おことわりです。

   
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衝動のままにUP。
えー。
衝動のままに書いてしまいました。
が、
自分は事後のお話が意外に好きだなぁと
いまさら実感。(笑)
本番は書けないこのチキンぶり。
今回のはなんかもう、甘いです。
そしてなんかもう・・甘いです。
リクオ様と鴆さんがまだまだ
新婚な感じです。
まぁ言いたいことは後記にて。
こんな甘ーい!!な鴆×若でよろしい!
という方のみ、続きを読むからどうぞ!!

痕。


なにやら、自分の腕の中で暖かいものが
もぞもぞと動く気配で鴆は目を覚ました。
(なんだ?)
半分ねぼけた頭でそぅっとうかがうと
共寝をしたリクオが珍しく先に目を覚ましていた。
声をかけようかとも思ったのだが
様子がおかしい。
さらにいえば先ほどから胸元がやたらくすぐったい。
ちゅっ。
ちゅっ。
自分の胸元から小さく音がする。
見ればリクオが自分の胸元や首筋に口付けては
首をかしげていた。
口付けなんてことをしてる割にリクオは難しい顔をしている。
何をしているのか?
そう思ったとたんリクオが小さく、
「・・・つかねぇなぁ・・」
とつぶやいた。
そう言ってまた胸元へと唇をよせる。
なんとなくだが話が見えてきて、
鴆は笑いがこぼれそうになるのを必死で耐えた。
もうすこし様子を見てやろうと思ったのだ。
ちゅっ。
またリクオが鴆の心臓のあたりに吸い付く。
が、その後じっと胸元を見つめてまた首をかしげる。
もう一度、リクオが唇をよせた。
次の瞬間ちくりとした小さな痛みが走って、
唇を離したリクオが一瞬嬉しそうに笑う。
それを確認した辺りが限界だった。

とたんに鴆の身体が震えだした。
「ふっ・・くくっ・・」
!!?
はっとして見上げれば鴆が肩を震わせながら笑っていた。
「おっ・・起きてやがったのか!」
リクオが顔を真っ赤にして体を離そうとしたが・・
がっちりと逆に抱き込まれてしまって離れられない。
「ははっ!リクオ・・なぁに可愛いことしてんだお前!」
「うるせぇ!!」
どうやらリクオは自分ばかりがつけられる口吸いの痕を
自分が鴆につけられないのを気にしていたらしい。
いたずら半分だったのだろう。
口吸いの痕をつけてやるつもりがこれが意外に難しかった。
何度も試して、やっとつけられた赤い痕。
それが嬉しいと思ったら・・
「いつから起きてたんだよ!!」
「ついさっきだぜ?」
「嘘吐け!!」
この性悪鳥のことだから少し前から起きて自分のことを伺っていたに違いない。
というかこの笑い方は絶対そうだ。
「リクオ、自分だけなのが気に入らなかったのか?」
なんとか笑いが収まった鴆が聞いてくる。
いぜん、リクオの身体は離さない。
「っ・・悪いかよ!いつも自分ばかり痕残して!
俺の気持ちにもなってみりゃいいんだ!」
体育だとか風呂だとか。
赤い花弁の痕を隠しながら生活するのがどれだけ大変か。
ましてや・・
「お前ばかり、手馴れた風にしやがって・・腹が立つだろうが・・」
「リクオ・・。」
鴆が少し抱いていた腕をゆるめて身体を離す。
目を見据えられれば思ったのとは違う優しい目で見つめられた。
「俺がお前に痕を残すのはただの俺のわがままだ。
自分だけの物にゃならねぇ・・リクオに対して。」
「・・・わがまま?」
「リクオは俺だけのもんにはなってくれねぇだろ?
俺だってそこんとこはよく分かってる。
でも、一時でも自分のものにしたくて・・
その名残をお前の身体に残したくていつもそうやっちまうんだ。」
そういってリクオの首筋に触れた。
リクオは気づいてないようだが先ほどつけた赤い痕がそこには残っている。
「それにな・・リクオ。
お前だって俺に痕を残すじゃねぇか。」
「・・痕?」
「そう・・・ここに。」
そういってリクオの腕を自分の背へと促した。
その意味にいたってリクオがさらに赤くなる。
「リクオが俺だけにすがってくれて、全てを許してくれた証だ。
その分じゃ気づかなかったんだろ。
そりゃ口吸いでも嬉しいけどな?」
こっちの方がもっと嬉しい。なんてそっとリクオの額に唇を寄せる。
そうやっていつも手馴れた所作を見せるから悔しかったのに。
「バカ鴆。」
悔しいから自分だって痕を残されるのが少し嬉しいなんて、
一生言ってやらないと心に決めて。
リクオは自分からそっと鴆に口付けたのだった。


後記・
甘ーい!!
なんとなく衝動のままに新婚さんな二人が書きたくなりました。
んー・・まだ二回目か三回目あたり??
初心者なリクオ様が好物です。(きっぱり)
てか、痕つけようとする夜若うめぇの結果なのですた。(笑)
 





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