ぬらりひょんの孫の非公式ファンサイトです。 基本、鴆×夜若の小説ブログになります。 管理人・蜂蜜林檎のつれづれなるままに、 萌えをぶつけていくだけのブログです。 ・鴆×夜若、大プッシュ☆ ・鴆は攻めだぁー! ・夜若は受けだぁー! ・全てのことよ、ドンと来い! な方のみ、ご覧ください。 非難・中傷・荒らし、おことわりです。
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ひさかたぶりのUPです。
白い椿・後日談、リクオ様発情期ネタです!
春のうちにUPしたかったので・・・
(微妙な気温ですが・・ここ数日。)
原作沿いなら鴆さんが発情期になりそーですが、
(これもおいおい書きたい。)
パロのリクオ様なら!!
サキュバス的妖怪のリクオ様なら!!
これは書いておきたい!!
とゆー衝動に勝てませんでしたorz
ほんとはっ!
もっとエロくしたかった!!
いちゃいちゃらぶらぶさせてっ!!
もっと長めにらぶらぶとっ!!
させたかった・・・のですが力つきました(笑)
そんなちょいエロめでもどんとこいな
エブリバデーはカミングスーンで続きを読むな感じの
ゴーイングパーリィー!!
(最近のマイブームはルー語。)
リクオ男娼パロ
「白い椿・後日談・4」
『ぬらりひょんには発情期がある。』
そう明かされたのは昨日の話だ。
春の暮れ。
春の陽気に妖怪たちがそろそろはしゃぎ疲れる頃に
ぬらりひょんは毎年、眠剤・・要は睡眠薬を出してくれと鴆に頼みに来る。
何故か?と聞くと春だからといつも苦笑いをして見せるのだ。
鴆はそれをずっと疑問に思っていたのだが、
先日、本家を訪れた際に鯉伴にそっと言われたのだ。
自分もしばらくは部屋にこもる日がそろそろ来る。
お前も覚悟をしておけ。・・と。
『ぬらりひょん』の発情期は一週間ほどですむらしいのだが、
その間、いつもとは比べようもない量の精気を欲しがる。
若いリクオは余計にそうだろう。
これまでは一体どうして過ごしてきたのか。
「はぁ!?いきなりなんだよ。」
リクオは発情期をどうしていたのかと聞くと
この反応だ。
鯉伴様から聞いた話を聞かせてやると、
少しすねた風に、
いつもより多めに客をとって、
普段は加減するところを相手が気を失うまで精気を奪ったりしていた、
と明かした。
毎年訪れるその飢えと乾きは発情期だったのかと
むしろリクオ自身が驚いたようだ。
季節のせいで体調が悪い・・くらいにしか思っていなかったらしい。
そういえば・・
「もう、そんな季節になるな。」
リクオが思い出したように言う。
「やっぱり春ごろになるとその・・発情すんのか?」
鴆が思い切って切り出せば赤い顔をしたリクオに睨まれた。
そうだよ。悪いか。
「そんなに照れなくてもいいじゃねぇか。
生き物としてのごく自然な欲求だろ?」
「発情期なんて・・どっかのネコみてぇじゃねぇか。」
そういえばこの季節のネコはそんなだな。
「俺は・・・。」
いい出しにくそうにリクオが目を伏せた。
「俺が発情期になったら・・お前どうする?」
可愛いったらありゃしない。
それは・・もちろん・・
「そりゃ嬉しいよ。リクオは俺を相手に選んでくれるだろ?」
「・・・お前以外に・・誰が相手なんかするかよ。」
これだからリクオは可愛い。
素直に自分を欲しいといってくれたらいいのに。
「よしっ!じゃあリクオ。旅行行こう!」
「は?」
知り合いの経営している隠れ宿がある。
湯治もかねてそこへ行こう、と鴆が目を輝かせた。
「そこに行きゃ、誰も邪魔できないしな。」
「診療所はどうするんだよ。」
鴆はちょっと肩をすくめて
これからくる患者たちはちょっと体調を崩した程度の者たちだし、
患者の数もずいぶんと落ち着いてきた。
一週間や十日ぐらいなら留守にしてもかまわない。
むしろ・・
「蛙にもそろそろ休め!っつって、この前説教されたしな。
いい温泉が湧いてんだよ、湯治にはちょうどいいんだ。」
な?行こうぜと肩をそっと抱かれた。
自分だって鴆と旅行に行けるのは嬉しい。
だが理由が理由だ。
恥ずかしくないわけがない。
けれど、鴆と二人きりの旅行。
その誘惑には勝てなくて・・リクオは行く。と小さく答えたのだった。
その日のうちに段取りを済ませた鴆は
次の日の今日、おぼろ車に乗ってリクオと温泉宿にいた。
おぼろ車を先に帰らせると何匹かの妖怪がようこそ。と自分たちに会釈をする。
リクオはそんな光景が珍しくて仕方ない。
なにせ温泉宿に泊まるなど初めてのことだ。
部屋に案内されればそこはずいぶん上等な部屋に見えた。
窓からは山が一望できるし、部屋の調度品も手の込んだ物が置いてある気がする。
「リクオ。」
窓から外を眺めていると鴆に後ろから抱きしめられた。
「どうだ?いいところだろ?」
気に入ったか?
鴆がリクオの首筋に唇を寄せる。
そんな所作にぞくりと肌があわ立った。
自分の中に飢えと渇きを自覚する。
リクオは我知らず唇を舐めた。
「ふぁっ・・ぜん・・んんっ・・・はぁ・・あん・・」
何度もお互いの唇を求め、身体をまさぐりあう。
邪魔な帯を引き抜いて肌が触れ合えば期待に身体が熱くなった。
鴆が何度もリクオの内腿を撫でる。
きわどいところを乾いた手が行ききする感覚にリクオは身悶えた。
「鴆っ・・触って・・・んん・・ぜんっ・・あっ!」
リクオの雄を鴆がゆっくりと指先でなぞった。
滲みはじめた先走りを先端にゆっくりと塗り込めばリクオの腰が揺れた。
「ああっ・・・あんっ・・」
「リクオ・・どうして欲しい?」
鴆が雄をしごきながらそそのかした。
その言葉にリクオは目をぎゅっとつぶり、口でして欲しいと訴えた。
「ああ・・ああんっ!・・ん・・・はぁ・・ああ!」
何度も舌でなぶられる。
恍惚とその感覚に酔いしれていると鴆が蕾をまさぐりだした。
指には薬液が塗ってあったのだろう。
焦れたリクオの体内に鴆の指が簡単に飲み込まれてゆく。
「ふぁっ・・鴆・・あん・・ああ!・・そこぉ・・・」
何度か指をぐるりと回すと可愛らしい声が室内にこだました。
ぐちゅぐちゅと音をさせて体内をかき乱してやる。
そうすれば、もう欲しいとリクオが震えた声をだした。
自分の張り詰めきった剛直でリクオを犯す。
「あああっ!!・・・鴆っ!・・・あんっ!・・動いて・・もっと!」
乾いた音と濡れた音。
両方を響かせてリクオがもっとと腰を揺らせる。
鴆の腰に足を絡ませてくるのがとても色っぽかった。
「ああ!・・いいっ・・そこっ・・・もっとぉ・・・あん・・」
白くて細い足を抱えなおすと、
角度をかえてリクオのいいところをえぐってやる。
もっと・・とろけるような声がリクオの喉から転がる。
鈴を転がしたような声とでも言うべきだろうか。
「あっ!・・・鴆・・もぅ・・・イくっ・・・だめっ・・・あっ!」
リクオは何度もだめだとうわごとのように繰り返し、果てた。
その後を追うように鴆もリクオの中に吐き出す。
ひくりひくりと快楽の名残に震えるのがたまらなく綺麗だった。
その後、乱れた身体をすこし後始末して温泉に入った。
少しぬるめのその温泉はほどよく疲れた身体に心地よい。
二人して言葉もなくぼぅとしてると酒が運ばれてきた。
リクオがそれを鴆に注いでやる。
「・・・はぁー、最高だな。酒は美味くて、温泉は気持ちよくて、
隣にはリクオがいる。・・・贅沢もんだな。俺は。」
「贅沢って・・・。」
自分がいることが贅沢のひとつだなんて・・
この鳥は。
「・・・ああ。ほんとに贅沢だよ。俺もな。」
自分の隣には鴆がいるのだ。
贅沢はお互い様。
「・・・リクオ。」
ちゅ。
振り向けば温泉で上気した頬の鴆に不意打ちをくらった。
「・・・今は・・俺、我慢きかねぇんだぞ。やめろよ。」
同じく上気した頬のリクオに睨まれる。
そんな顔は反則だ。
昼に宿について睦みあって・・
今度は月の照らす宿の部屋で睦みあう。
まぐわいはまるで獣のようだった。
「はぁ・・あっ・・」
四つんばいにさせたリクオを後ろから犯した。
めったにやらないことなのだが、リクオの声が嬉しそうにひっくり返った。
「ぁああ・・ああ・・鴆ん・・あっ・・そこ・・んん」
リクオの細い腰をつかんで揺すればもっといい声が聞けた。
気をよくして鴆がさらに動きを速める。
「もっとぉ・・・鴆っ!・・おく・・奥までっ・・ほしぃ・・」
もっともっと。奥までほしいとリクオが鳴いて魅せる。
その声に突き動かされて鴆がリクオの足を抱えた。
深くまで剛直を飲み込まされてリクオが満足そうに喘ぐ。
「あっ・・あっ!・・あっ・・鴆っ・・ぁああ!」
腹の中を犯されて、リクオが悲鳴を上げて果てた。
昼も夜も関係なく睦みあう。
そんな日もそろそろ一週間ほどたとうとしている。
腕の中のリクオはさっきからうつらうつらと船をこいでいる。
さすがにこんな濃密な日々に疲れたのだろうか。
「・・・鴆。」
蕩けた声でリクオが鴆を呼ぶ。
ほとんど眠っているようだが。
「どうした・・リクオ。」
「・・・いや。幸せだなって・・思ってよ・・・。」
「!」
自分は幸せだ。
暖かい鴆の腕の中で、こうやって愛してもらえる。
甘えていられる。
抱いてもらって、口付けて。
何度も好きだといってもらえることが幸せ以外の何なんだろうか?
「・・・鴆・・・・・好き。」
それだけ伝えて、リクオは嬉しそうに眠りについた。
それから数日して薬鴆堂に戻った二人は、
いつも以上に仲がよく、
少しの間も離れていたくないようだった。
そんな二人が他の妖怪たちの目に毒だった・・という話を、
後日、鯉伴たちにからかわれる日がくるのだが・・・。
ちなみに。
実は宿にいる間の鴆の食事は、
全てすっぽんなどの滋養強壮の薬膳料理だったことは、
リクオには秘密だったりする。